【3分で解説】ドフィネ風じゃがいものグラタン「ドフィノワーズ」

今回は、「ドフィネ風じゃがいものグラタン」の作り方を紹介いたします。

ドフィネ地方はアルプスの山岳地帯で乳製品の名産地、チーズやクリームが有名です。
このドフィネ地方で特に有名なのが「じゃがいものグラタン」です。

バター、チーズ、クリームの乳製品をふんだんに使った濃厚な料理で、時代を越えて作られている郷土料理です。

分量
・じゃがいも(メークイン) 200g
・牛乳           100ml
・シュレッドチーズ       30g
・バター            10g
・クリーム          50ml
・塩              3g
・ナツメグ           少々

作り方
(1)じゃがいもをよく水洗いしてから皮をむく。
(2)3mm厚にスライスする。このあとは絶対に水にさらさない。
(3)鍋に牛乳、クリーム、塩、コショウ、ナツメグ、チーズを10gを入れる。ふりかけるチーズ20gは残しておく。
(4)じゃがいもを入れる。
(5)鍋を火にかけて沸騰させ、混ぜながら3分煮る。
(6)グラタン皿の内側にニンニクをこすりつけ香りをつける。
(7)煮込んだ鍋の材料をグラタン皿に移す。
(8)ちぎったバターとシュレッドチーズ20gをふりかける。
(9)180℃のオーブンで20分間こんがりと焼く。

この料理のポイントは、でんぷんの粘りが多いメークインなどを使うことと、でんぷんを落とさないように、水にさらさないことです。
じゃがいものでんぷん質の粘りでホワイトソースのような仕上がりになります。

乳製品の分量はお好みに応じて調整してください。特に塩分は味見をしながら、バターとチーズの塩分も考えて、理想の仕上がりから逆算して入れましょう。

オーブンの温度は、オーブンの特性によって変わりますので適宜調整してください。オーブントースターでも作れます。

じゃがいもは栄養豊富で、意外とヘルシーな食材です。(このグラタンは高カロリーです)

熱々グラタン料理であったまって、寒い日をのり切りましょう。

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