【ゆっくり解説】肉じゃがの歴史(16世紀~昭和時代)
#ゆっくり解説 #雑学 #肉じゃが
肉じゃがのルーツについて、じゃがいもがどうやって(ヨーロッパと日本の)人類に受け入れられていったのか、いつ肉と合流したのか、から解説しています。
甘煮≠肉じゃが みたいなことをほざいてますが、甘煮の味付けが絶対的な基盤になっているので、全否定はできないなと思います。
あと、こんにゃくも糸こんにゃくかもしれませんからね。
江戸時代までは調理に砂糖は使われることなく、甘煮が一般に食べられることはありませんでした。なぜなら砂糖が貴重すぎたから。
饅頭などお菓子に使い、甘さを噛みしめ酔いしれることはあっても、醤油と組み合わせてご飯のおかずにしちゃえ、という冒涜的な発想はなかったと思われます。
甘煮と書いてうまにと読む、のもここら辺が由来でしょうか。
おふくろが作っていないのに「おふくろの味」の時代があり、そこを越えて「おふくろ」ではなく「お父さん」や「お母さん」の味だけでなく「スーパー」や「居酒屋の味」になった肉じゃが。
意外と煮物系って美味しく作るの難しいですよね。
家庭の味って何だ。
【参考文献】
「肉じゃがは謎がイッパイなのだ!」(小学館文庫)三本章
47件のコメント
石油ショックや第一次ベビーブーマー世代の社会進出が、「肉じゃが」を突然、今日の地位に押し上げた…目からウロコ。いつもながら、驚きの考察です。
マイナー料理に過ぎなかったのが、いつの間にか
「おふくろの味」「女性が意中のオトコをオトす必殺の家庭料理」
てな地位にしれっと収まった、という秘史。まるで大昔からそうだった、みたいなカオして。
「常識」「伝統」なんてのが、如何に人為的に作り出され仕立て上げられるものなのか、と思い知らされました。
「少女漫画と言えば『遅刻遅刻ぅ+パン+イケメンとごっつんこ』が大定番」…という「捏造史」を思い出しました。こんなシチュエーションの少女漫画なんて、実際にはほとんど残っておらず語り継がれてもいないんだそうで。
なんでも昭和のはじめ頃には、レシピなんていう大層なものでは無い形で、じゃがいもと肉を醤油・みりん系のダシで煮る家庭料理、てのをみな既に食べていた…という実体験の証言記事を読んだ事はあります。
それも、戦争で押し流されてしまったわけで。
肉じゃが…いつ頃~?覚えてないぞ。誰が広めたんだ?
以前youtubeのコメントでイギリスの方が「肉じゃがはイギリス料理のカウルシチューが元」って言ってたなぁ
醤油や味醂も使うそうですよ
数十年前、原宿にアイリッシュパブの臨時店がOPEN。じゃがいもの入ったアイリッシュシチューがまずかったこと。
肉じゃがについては、東郷平八郎起源説が多いですがいかが? ちなみにその説に関しては、舞鶴と呉が発祥地のバトルを繰り返しているとか(「旅と鉄道」で読んだ)。
ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、肉をそれぞれ炒めて煮込んだら、後は味付け次第で肉じゃが、カレー、シチュー、何なら酢豚など中華風にもできてしまいますね。肉じゃがならさやいんげん、カレーやシチューならブロッコリーなど緑色が欲しいところですが。
大正生まれの祖母は鶏肉の肉じゃがだった。(京都では、かしわの炊いたんと呼んでいた)そして数日後、カレーになっていた。
肉ジャガに豚肉ね😢
「肉じゃが」なんだから材料は肉とジャガイモだけだろうJK
と思ってたら他所ではほかにいろいろ入るんだよなあ……
それはそれでいいけど、肉じゃがと言われると「えー?」てなる
あと千葉県だけどうちは牛肉。
30近くになるまで関東は牛だと思ってた。
今回もとても面白かったです。ジャガイモは世界史に結構出て来るので、日本でも古くからある食糧なんじゃなかろうかと思ってたら、普及したのは昭和に入って何十年も経ってからなんですね。
ワスは東郷平八郎氏がビーフシチューを再現させようとして出来たのが肉じゃがだった、という説を長年信じてたんですが、動画を拝見したところ、それはちょっと資料的?時代的?につじつまが合わないと知ってビックリしております。
また、”牛肉と馬鈴薯の甘辛煮”に、肉じゃがというネーミングをしたのは一体どこの誰なのでしょう?
ちなみに、肉じゃがはおかずとして白米と一緒に食べます。
実家東京で見聞したことを書きますと。。。
昭和三十年代まで中野・杉並・世田谷辺りは農村。畑はもちろん養豚場や牧場も普通にあった。台地なので水田は川沿いのみ。米よりも麦や芋が主食だったそう。芋類はサトイモやサツマイモが主で、ジャガイモはやはりあまり食べなかったみたい。
肉類は、豚>鶏>牛の順で、養豚場はたくさんあり、牧場は戦後は乳牛だけど戦前戦中は軍馬や農耕馬の生産をしてたっぽい。ジャガイモはその飼料だったのでしょう。鶏は卵が目的で各農家が数羽づつ飼っていたそうだけど、ブロイラー飼育が流行りだした頃には宅地化も急速に進んだので、近所にはあまり無かったとか。
「肉じゃが」のルーツ的な、豚肉(無ければ豆腐や油揚げ)と芋類と他の根菜類を煮込んだアイリッシュシチュー的なものは当時の日常的な献立で、味付けは殆どが醤油仕立て。砂糖は使わない。
三十年代から四十年代にかけて料理教室が流行っていて、そこで洋食とか新しい料理を覚えてくるのがブームだったそうなので、その頃に「肉じゃが」が誕生したみたいですね。
同時期にテレビの料理番組で人気だったのが料理研究家の土井勝氏で、彼は大阪出身で海軍主計士官として調理を担当していたので、彼が紹介した上方の富裕層の砂糖を使った味付けと砂糖が潤沢だった海軍式調理の影響もありそうです。
肉じゃがに豚肉入れる人がいるって本当か?
肉じゃがは牛肉だろ
我が家の肉じゃがは、母が戦後すぐに、料理学校で習った物で、母の得意料理でした。面白いことに、汁気が少しも無い上に、粉吹き芋🥔になっていました。私は今だに、汁気のある肉じゃがに、馴染めません。
高速道路のSAの人気メニュー常連「豚汁」をリクエストいたします。
宜しくお願いいたします🙏
肉じゃがを作ろうとして、肉野菜を煮込んでいて、さて砂糖、醤油を入れるか、カレールゥを入れるか、はたまたシチューのルゥを入れるか迷うオレ。
1人ツボにハマり笑ってしまった事がある。
霊夢の女子力高い所に萌えるチャンネルだと思うんだw(酒のアテ派です)
ジャガタラ芋でじゃがいもですね
⭐︎肉じゃがの作り方⭐︎
絶対フライパン!
タマネギと肉を砂糖で炒める!
酒を振りかける!
醤油も入れる!
タマネギと肉にめっちゃ絡める!
そして〜
タマネギ肉をフライパンの端に寄せて中央にニンジンじゃがいもをひらたく並べる!
好みで糸こんにゃく!
そして〜
水をじゃがいもの高さ1/2まで注ぐ!
あとはフタして触るべからず!
煮汁がじゃがいも高さ1/5まで減ったらフタを取って一回だけ上下ひっくり返す感じで混ぜる!
以上!
出汁とか無くても肉の旨味がじゃがいもにのって最高ですよ!
じゃがいもはそんなに古くなくて日本は里芋ですかね。
汁椀に刻んだニラを入れ、そこにジャガイモの味噌汁を入れる というのが実家の定番だったなぁ。
とても示唆に富む内容でした。肉じゃがは、確かにおふくろの味ではありませんでした。
いつの間にか出現していました。演歌は、昔はなかったという事実を連想します。
歌謡曲はジャズから派生したものですからね。
現在あまりにも当たり前なので、昔からあると思われているもの・ことが、実は比較的
最近登場したものや習慣ということが少なくありません。日本の伝統と言われている
習慣のほとんども明治時代の発明ですしね。昔から、と言っているのはたいていは作り
話です。
中国人は生野菜サラダを食べないのには驚きますが、実は日本でも普及したのは昭和の
後期になってからでした。健康のために生野菜を摂らないといけない、というのは
嘘なんです。野菜は加熱した方が、たくさん食べられます(笑)。
8:56
こういう事をさせるぐらいにはルイ16世は有能でしたが、
それ以上に祖父や父の戦狂いによって財政はどうにもなくなり犠牲になるという親の因果が子に報うという事になるという悲劇に……………。(祖父や父のやらかしが無ければ、ルイ16世は良い王かそれ以上の賢王としてフランス王国を潰さなかった可能性はそこそこあったとか………)
男爵芋は久しく食べてないですね。メイクイーンが最近の主流ですので。
昭和50年生まれですがまさか肉じゃがと同い年とは。
作り方は土井善晴先生に教えて貰いたいですね。
昭和40~50年代の家庭では肉じゃがが良く食べられていたから、その世代から「お袋の味」的な地位を獲得したのかも?
肉じゃがなら、白滝が良いな!
冬に植え付けて、初夏にとれる新じゃがだったら、今年の米やさつまいもが採れるまでのつなぎとしての需要があったのかもしれないけど、どうだったのだろうか。
肉じゃが・・・大した事無いだろうなぁと思ってましたが、今回も凄く楽しかったです。
肉じゃがは、ご飯と酒のどちらでも合うから凄い。
父親が肉じゃがだけは自分で作っていた。
始まりから作る終えるまで台所から離れない笑
一品しか作らないくせに笑
肉じゃがだけはお父さんが作る方が美味しいヨ❤と言いながらたっぷりお裾分けしてもらうのまでがお約束の流れでした。
私の肉じゃがの食べ方
まず大量の肉じゃがを作ります→それの1/3を食べます→残りを水と牛乳と小麦粉でシチウにして1/2を食べます→残りにカレイ粉を加えて食します。
ん?50年前には肉じゃが食べてたぞ。
実家は新しい物好きだったからか?
あた、メイクイーンで昆布巻き作ると美味しいです。
昆布は棹前か貝殻島産がお勧め…
おかずです
馬鈴薯は花が咲き種が出来、種からだと五年種芋からなら一年らしい。
生物的には種からだが、効率的なら種芋。種から作った事はないがな。
肉じゃがって、明治期のカレーからの亜種だと思っていましたが、実は認知されて50年もしない料理だったとは!
最近は、「インカのめざめ」とか、甘いジャガイモの品種も出てきてますから、ジャガイモ人気がもっと高まると良いなぁ。
カレーを食べて美味かったから家の料理人に言って作らせて出来たのが肉じゃがって話、デマだったのか…
川越芋=さつまいも
沖縄=アグーの餌 さつまいも 豚の餌😂
※嗚呼美味しいですよね!肉じゃが等の煮込み料理は何でも戴きますよ?
今回は魔理沙さんが買い出しで、霊夢さんが調理の準備に取り掛かる役なのですね!
ウチでは豚汁も戴くので、此の二種類は切っても切れない定番メニューなのですよね!
肉じゃがでご飯は食えないのよ
肉じゃがってそんなに新しい料理だったんか…
そしたら同じく肉の入った筑前煮もわりかし新しめだったり⁇
昭和47年には 小学校の給食で肉じゃが が出てきて
現代の日本全国で見る、肉じゃがと同じ形態、同じ味 だったから給食から普及したのでは?
当時は外食は殆どなく、親に給食で食べたアレを作ってとねだる事が多かった
信長のシェフでもあったな牛糞をさも高価で素晴らしい風に見せて使わせようとするやつこの話がモデルか
言われてみればみりんと醤油はともかく砂糖は戦前に調達するの難しそうだな
同じ理由で親子丼も意外と最近なのかな
カレーは家庭によりぜんぜん違い、肉じゃがは地方によりぜんぜん違う、自分は博多と宮崎の肉じゃがが好きだ。
ウチは肉じゃが
手羽元だったなぁ
私が小学3〜5年生、昭和49〜51年。栄養士でもあった母が購読していたのがNHKのテキスト本「きょうの料理」。これで肉じゃがを見た覚えがあります。
個人的には肉は合挽きで甘めの濃いめ。
煮崩れたじゃがいもととろけた玉ねぎと絡んだ合挽き肉。
これをご飯にかけて食べるのが好きです。